五島列島全体では実に900万本もの椿が自生していると言われており、その数は全国一と言われています。
上五島だけでもおよそ680万本の椿が自生しており、早い物では11月から4月ごろまで綺麗な赤い花を島の至る所で見る事が出来ます。
島の椿の歴史は古く遣唐使の時代に貢物として椿油が送られていたと記述があるほどです。
昔は各地区ごとに搾油をし、各家庭で天ぷら油などにも使われていました。
椿油には80%以上のオレイン酸が含まれており全ての植物油の中で最も多くのオレイン酸が含まれていると言われています。
オレイン酸とはどういったものかと言うと、